2019年07月10日に発行された児童向けの物理学本です。
本の紹介
この本は児童向けの単行本で『理系脳をきたえる！』と表紙に書いてある通り、内容は物理学です。
タイムマシンは実現できるのかをテーマに、科学者たちの発想と知恵について紹介されています。
図が入っているため、文章ではよくわからない場合でも、理解の不足を補うことができます。
手に取った理由
図書館お楽しみ袋の中に入っていた一冊です。
『時を遡る』というテーマに惹かれました。
感想
瞬間移動、ブラックホール、四次元といった、ロマンあふれる内容でした。
子供向けということもあり、相対性相理論や量子論について噛み砕いて説明されています。
順序立てて述べられているため、読めば読むほど深みが増して面白くなっていきますよ。
物理学はわからないという大人や、文系の人にもおすすめです。
また、タイムマシンのパラドックスについても触れられていました。
急に不穏な内容となったため、この本は児童向けだよねと表紙を再確認しました。
決してロマンだけではないよ、と釘を刺された気分になります。
とはいえ、そういったことも含めて、時空の面白さに触れることができました。
驚いたのは、未来へ行くためのタイムマシンはすでに存在していることです。
どういうこと？と思った人は、ぜひ読んでみて下さい。
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